釈迦ヶ岳 登山レポート|中尾根で登り猫岳・羽鳥峰を通って下る周回(駐車場・危険箇所)

鈴鹿セブンマウンテン 釈迦ヶ岳 標高1092mの看板 山ガイド

鈴鹿セブンマウンテンの一座、釈迦ヶ岳(標高1,092m)。2026年10月11日(日)に、朝明渓谷から中尾根で登り、猫岳と羽鳥峰を通って下る周回で歩きました。筆者にとって、鈴鹿セブンマウンテンの6座目です。

この記事でわかること

  • 朝明渓谷有料駐車場の料金・トイレ・混み具合
  • 中尾根の登りで危険だと感じた所
  • 猫岳・羽鳥峰を通る下りで気をつけた所
  • 計画と実際の時間、下山後に寄った温泉

登山データ

項目データ
日付2026年10月11日(日)
天気晴れ(予報どおり)
コース朝明渓谷 → 中尾根 → 釈迦ヶ岳 → 猫岳 → 羽鳥峰 → 羽鳥峰峠 → 伊勢谷小屋 → 朝明渓谷(周回)
駐車場朝明渓谷有料駐車場(500円・トイレあり)
歩き始め8時13分ごろ
山頂11時30分ごろ着、1時間15分ほど休憩
下山15時ごろ(駐車場)
計画(山と溪谷オンライン)約8.5km、コースタイム5時間15分(休憩なし)

8時13分ごろに歩き始めて、駐車場に戻ったのは15時ごろです。休憩を入れて約6時間45分で、計画(8時出発・14時45分下山)とほぼ同じでした。

ジオグラフィカで記録した釈迦ヶ岳のルート
ジオグラフィカで記録したルート(右下の道路に沿った線は、記録を止め忘れた車での移動です)

実は、下山後にGPSの記録を止め忘れて、車での移動まで記録されていました。そのため、記録画面の距離10.4km・記録時間7時間13分は、車の分も入った数字です。GPSアプリを使う人は、下山したら記録を止めるのを忘れないようにしてください。


前日にした準備

前日の準備は、入道ヶ岳のときとほぼ同じです。今回は山頂でカップヌードルを食べるために、お湯も持って行きました。

準備使ったもの・内容
天気の確認tenki.jp
駐車場を探すGoogleマップ
駐車場までの道順Googleマップ
登山ルートの計画山と溪谷オンライン
地図の準備ジオグラフィカで釈迦ヶ岳周辺の地図を読み込み
下山後の温泉アクアイグニス片岡温泉を調べた
飲み物(2人分)麦茶2L、アクエリアス1.5L、OS-1 500ml
おやつブラックサンダー
山頂ごはんカップヌードルと、そのためのお湯

天気は「晴れて、風が穏やか」かを確認

前日の夜にtenki.jpで見た予報は、晴れで、風は1m/sでした。当日も予報どおりの天気でした。筆者は「晴れて、風が穏やかな日だけ登る」と決めています。中止を決める基準は登山を中止する判断基準にまとめています。

山と溪谷オンラインで立てた計画

計画は、距離が約8.5km、コースタイムが5時間15分(休憩なし)、累積標高が約946mでした。休憩(山頂で60分、ほかに15分を2回)を入れて、8時に出発して14時45分に下山する計画です。

前日の準備の全体は登山前日の準備と持ち物、ジオグラフィカについては登山アプリの記事で紹介しています。


朝明渓谷有料駐車場(500円・トイレあり)

駐車場は「朝明渓谷有料駐車場」を使いました。料金は500円です。料金の看板では、四輪車(軽四輪を含む)が500円、二輪車が200円でした。

日曜日の8時ごろに着いたときは、写真のように7割くらい埋まっていました。混み具合は日によって変わります。

朝明渓谷有料駐車場
8時ごろの朝明渓谷有料駐車場
朝明渓谷有料駐車場の料金の看板
料金の看板(四輪車500円)

駐車場にはトイレがあります。

朝明渓谷有料駐車場のトイレ
駐車場のトイレ

中尾根で登る(危険箇所が多い)

登山口からキャンプ場を通って中尾根へ

登山口には「庵座谷登山道・中尾根登山道」の標識があります。

庵座谷登山道・中尾根登山道の登山口の標識
登山口の標識
中尾根・庵座谷登山道の標識
「中尾根・庵座谷登山道」の標識

登山道は、キャンプ場の中(私有地)を通ります。注意書きには、決められたルート以外は立ち入り禁止、早朝や夜は鈴や話し声に気をつける、ゴミのポイ捨てや歩きたばこを含む火気は禁止、トイレなどの施設はキャンプ場の関係者専用、といったことが書かれていました。

キャンプ場を通る登山者への注意書き
キャンプ場を通る登山者への注意書き
中尾根へ向かう途中の岩の多い沢
途中の沢

急な岩場と、根の下の穴

中尾根は、尾根ルートなだけあって危険な所が多いと感じました。急な岩場を登る場面がたくさんあり、崩れやすい斜面もあります。この道を下りに使うのは大変だと感じました。

木の根が張り出した中尾根の登山道
木の根が張り出した道
中尾根の急な岩場
急な岩場の登り
根がむき出しになった登山道とロープ
根がむき出しの所とロープ

根っこだけでつながっていて、その下に穴が空いている所もありました。足元に注意が必要です。

根だけでつながり下に穴が空いた所
根っこだけでつながり、下に穴が空いている所

登っていくと、紅葉した木や山並みが見えてきます。

積み重なった岩と紅葉
積み重なった岩と紅葉
中尾根から見た山並み
中尾根から見た山並み

釈迦の白毫から山頂へ

「釈迦の白毫」の標識がある所から、釈迦ヶ岳へ向かいます。山頂の手前は、白い砂の尾根や、崩れやすい岩の斜面を通ります。

釈迦の白毫の標識
「釈迦の白毫」の標識
白い砂の尾根道
白い砂の尾根道
崩れやすい岩の斜面
崩れやすい岩の斜面

釈迦ヶ岳の山頂(標高1,092m)

山頂に着いたのは11時30分ごろです。山頂付近には、「釈迦ヶ岳最高点 1097.1m」の標識と、「鈴鹿セブンマウンテン 釈迦ヶ岳 標高1092m」の看板、「釈迦ヶ岳頂上」の石柱があります。この日は、山頂に20人くらいの人がいました。

釈迦ヶ岳最高点1097.1mの標識
「釈迦ヶ岳最高点 1097.1m」の標識
釈迦ヶ岳頂上の石柱
「釈迦ヶ岳頂上」の石柱
釈迦ヶ岳の山頂付近から見た平野
山頂付近から見た平野

山頂では1時間15分ほど休憩して、持って行ったお湯でカップヌードルを食べました。写真は食べかけです。

釈迦ヶ岳の山頂で食べたカップヌードル
山頂で食べたカップヌードル(食べかけです)

猫岳・羽鳥峰を通って下る

猫岳までは歩きやすい

下りは、猫岳と羽鳥峰を通るルートです。猫岳までは尾根を歩く歩きやすい道で、思っていたよりすぐに着きました。ただ、歩いた時間のわりに、猫岳から見る釈迦ヶ岳は遠く見えました。

猫岳へ向かう縦走路
猫岳へ向かう縦走路
猫岳へ続く道
猫岳へ続く道
猫岳山頂1,057.7mの標識
「猫岳山頂 1,057.7m」の標識
猫岳付近から見た岩肌の見える尾根
猫岳付近から見た、岩肌の見える尾根

猫岳から羽鳥峰は足元に注意

猫岳から羽鳥峰までは、砂利道が滑りやすく、根っこが飛び出している所も多いので、足元に注意が必要です。

羽鳥峰へ向かう尾根道
羽鳥峰へ向かう尾根道
根っこが飛び出したえぐれた道
根っこが飛び出した、えぐれた道

途中の分岐には、二子山の方向に「道迷い、遭難多発コース」と書かれた標識があります。今回は二子山の方へは行かず、羽鳥峰へ向かいました。

二子山の分岐の標識(道迷い、遭難多発コース)
二子山の分岐の標識

羽鳥峰からの下りは一面の砂利

羽鳥峰(823.1m)からは、白い砂の斜面に描かれたかわいい絵が見えます。

羽鳥峰山頂823.1mの標識
「羽鳥峰山頂 823.1m」の標識
羽鳥峰から見えた白い砂の斜面の絵
羽鳥峰から見えた、白い砂の斜面の絵

ただ、羽鳥峰からの下りは、一面が砂利の「凶悪」な道です。とても滑りやすく、滑って転んでいる人もいました。羽鳥峰峠の標識には「猫谷経由 朝明渓谷」とあり、ここから朝明渓谷へ下ります。

羽鳥峰峠の方角盤
羽鳥峰峠の方角盤
猫谷経由朝明渓谷の標識
羽鳥峰峠の標識(猫谷経由 朝明渓谷)

沢まで一気に下る急坂

羽鳥峰から先は、沢まで一気に下る急坂が多く、ロープにつかまりながら下りる道もありました。

沢へ下る急坂とロープ
沢へ下る急坂(ロープあり)
ロープのある岩の沢筋
ロープにつかまって下りる岩場

沢まで下りたあとは、伊勢谷小屋を通って朝明渓谷へ戻りました。途中には、猫谷堰堤の説明板があります。説明板によると、猫谷の堰堤は大正時代に造られた石積みの砂防堰堤で、オランダ人の土木技師ヨハネス・デレーケの技術をもとに設計され、登録有形文化財になっています。

猫谷第一・第二堰堤と朝明川砂防堰堤の説明板
猫谷堰堤の説明板

最後は朝明砂防学習ゾーンの前を通って、15時ごろに駐車場へ戻りました。

朝明砂防学習ゾーンの入口
朝明砂防学習ゾーン

下山後は「アクアイグニス片岡温泉」へ

下山後は、前日に調べておいた湯の山温泉の「アクアイグニス片岡温泉」に行きました。この日はけっこう混んでいました。

公式サイトによると、営業時間は6:00〜24:00で、定休日はありません。大人の入湯料は平日600円、土日祝800円です。タオルは持って行くか、レンタル(タオル100円、バスタオル200円)を使います。料金や営業時間は変わることがあるので、行く前に公式サイトで確認してください(2026年10月時点の情報です)。

鈴鹿セブンマウンテン周辺の温泉は温泉の記事にまとめています。


歩いてみた感想|今のところ一番難しい山

これまでに登った6座の中で、釈迦ヶ岳は今のところ一番難しいと感じた山です。危険度も、それまで一番だった鎌ヶ岳を抜いて1番でした。

疲れ具合は雨乞岳と同じくらいでした。ただ、雨乞岳はまだ登山2回目のときだったので、それを考えると、釈迦ヶ岳が一番きつかったかもしれません。

7座の難易度や登る順番は「鈴鹿セブンマウンテン難易度と登る順番」にまとめています。


まとめ|釈迦ヶ岳を歩いてわかったこと

  • 朝明渓谷有料駐車場は500円で、トイレがあります。日曜の8時ごろで7割くらい埋まっていました。
  • 中尾根は尾根ルートなだけあって危険な所が多く、急な岩場や崩れやすい斜面、根の下に穴が空いた所がありました。下りに使うのは大変だと感じました。
  • 猫岳までは歩きやすく、思ったよりすぐに着きます。ただ、猫岳から見る釈迦ヶ岳は遠く見えました。
  • 猫岳から羽鳥峰は、砂利で滑りやすく、根っこが飛び出した所が多い道です。
  • 羽鳥峰からの下りは一面の砂利でとても滑りやすく、転んでいる人もいました。その先も、ロープのある急坂が続きます。
  • 歩いた時間は休憩込みで約6時間45分で、計画とほぼ同じでした。
  • GPSアプリの記録は、下山したら止めるのを忘れないようにしましょう。

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参考リンク