竜ヶ岳登山レポート|宇賀渓から日帰り周回コースを写真で徹底解説【鈴鹿セブンマウンテン】

竜ヶ岳・宇賀渓からの登山道と遠足尾根の稜線 登山

鈴鹿セブンマウンテンの一座、竜ヶ岳(標高1,099.6m)。
山頂に広がる草原、笹に挟まれた一本道、眼下に広がる伊勢平野——一度歩いたら忘れられない山です。

今回は宇賀渓キャンプ場を起点に、遠足尾根で登って湯ノ尾根で下山する周回コースを歩いてきました。
20枚の写真と一緒に、登山口から山頂まで順番にお届けします。

この記事で分かること

  • 宇賀渓→遠足尾根→竜ヶ岳山頂→湯ノ尾根の周回コース全体像
  • 各ポイントの実際の様子(写真付き)
  • 梯子・岩場・笹原など注意が必要な場所
  • 登山データ(距離・時間・標高差)

登山データ

項目データ
ルート宇賀渓→遠足尾根→山頂→湯ノ尾根(周回)
総距離10.5km
累積標高差+1,020m
所要時間5時間32分(標準CT:6時間16分)
消費カロリー1,676kcal
最高高度1,101m
アプリジオグラフィカ

ジオグラフィカで記録した周回ルート。右側(東)が遠足尾根で登り、左側(西)が湯ノ尾根で下山。


宇賀渓キャンプ場の駐車場からスタート

宇賀渓キャンプ場の駐車場。紅葉シーズンの快晴日、山が近い。

三重県いなべ市にある「宇賀渓キャンプ場」が竜ヶ岳の定番スタート地点です。
広い駐車場(有料・協力金500円)とトイレがあり、朝の準備もしやすい場所です。

駐車場情報

  • 場所:宇賀渓キャンプ場(三重県いなべ市)
  • 料金:500円(協力金)
  • トイレ:あり
  • ナビ設定:「宇賀渓キャンプ場」で検索

👉 鈴鹿セブンマウンテン登山口アクセス&駐車場まとめ


登山口〜宇賀渓の渓谷歩き

序盤に現れるアルミ製の梯子。ザックを背負ったまま渡るのでバランスに注意。

駐車場を出てすぐ、宇賀渓の遊歩道に入ります。序盤からいきなりアルミ製の梯子が登場します。
傾斜がそれなりにあり、大きいザックを背負っていると重心が後ろにいきやすいです。
両手でしっかりグリップを持って、一段ずつ丁寧に登るのが正解です。

宇賀渓の白滝と青い滝壺。透明度が高くて思わず立ち止まる美しさ。

梯子の先にはエメラルドグリーンの滝壺。写真を撮りたくなりますが、濡れた岩の縁には近づきすぎないよう注意してください。

⚠️ 雨の翌日は水量が増して渡渉が難しくなります。
👉 登山前日の天気予報の見方【鈴鹿版】


遠足尾根の取り付きへ

「竜ヶ岳→遠足尾根コース」の道標。迷いやすい分岐に必ず立っている。

青いポールの道標。番号(149番など)で現在地が確認できる。

渓谷を抜けると遠足尾根への分岐に出ます。青いポール道標が要所要所に立っていて、初めてでも迷いにくいです。道標の番号を確認しながら歩くと安心です。


序盤〜中盤:杉林と岩混じりの急登

整然と並ぶ杉林。倒木をベンチ代わりに休憩もできる。

分岐を過ぎると、整備された杉林の中を登っていきます。静かで落ち着いた雰囲気の区間です。

岩が剥き出しになった急登。見た目より傾斜があり足腰に響く。

しばらく歩くと岩が多くなります。段差も大きいので序盤から飛ばしすぎないことが大事です。ここで体力を使い過ぎると、後半の笹原の急登でガス欠になります。

グリップ力の高い登山靴が本当に役立つのはこういう場所です。


稜線手前の登山道

夏は緑が豊かで別の山のよう。季節によって表情が大きく変わる。

黄色い道標番号プレートが木に取り付けられた登山道。踏み跡も明瞭。

稜線が近づいてくると道が少し広くなります。「あと少し!」と分かる頃には、体は疲れているはずなのに足が自然と速くなります。


稜線に出た瞬間の開放感

稜線に出た瞬間、視界が一気に開ける。笹と低木の向こうに山頂が見える。

樹林帯を抜けた瞬間——これが竜ヶ岳で一番好きな場面です。
ずっと木に囲まれていた視界が一気に180度以上開きます。「来てよかった」と感じる瞬間、第一位です。


山頂直前の笹原急登

笹原の中を一直線に山頂へ向かう急登。道幅が狭く、滑りやすい。

稜線から見上げる竜ヶ岳山頂方面。登山道が一本線で続いているのが分かる。

稜線に出てからも急登が続きます。笹に挟まれた細い登山道で下りは特に注意です。つま先から降りず、足全体で着地する意識で歩くと安定します。


竜ヶ岳山頂(標高1,099.6m)に到着!

鈴鹿セブンマウンテン「竜ヶ岳」標高1,099.6mの山頂標識。背後に鈴鹿の稜線が広がる。

ついに山頂!広々とした草原の上に立つ山頂標識、後ろには鈴鹿の稜線が連なる絶景。「鈴鹿セブンマウンテン」の名に恥じない、開放的な山頂です。


山頂からの眺望|伊勢平野と伊勢湾

山頂から東側を望む。伊勢平野と伊勢湾が広がり、晴れた日は水平線まで見える。

東側に目を向けると——伊勢平野がどこまでも広がり、その先に伊勢湾が光っています。
「あそこに海が見える」と思える山は、鈴鹿セブンの中でも竜ヶ岳ならではの景色です。


山頂ごはん|カップヌードルカレー・ゆで卵・コーヒー

竜ヶ岳の笹原をバックにカップヌードルカレー。青空との組み合わせが最高。

この日は定番の「カップヌードルカレー」。カレーの香りが山の冷たい空気に溶けて広がるあの瞬間——街では絶対に再現できない味です。

青空に向かって掲げた半熟ゆで卵。黄身のオレンジが空の青に映える。

前日に仕込んだ半熟ゆで卵も持参。達成感と一緒に食べると、なんでもおいしく感じます。

山頂からの眺めを見ながら飲むコーヒー。笹原の稜線と伊勢平野が一望できる。

食後のコーヒーを飲みながら、この景色をぼんやり眺める時間。「また来よう」と思うのはいつもこの瞬間です。

👉 山頂で食べると格別においしい理由|竜ヶ岳で味わった山ごはん3選


下山:湯ノ尾根ルートで宇賀渓へ

下山は湯ノ尾根ルートを使い、周回で宇賀渓に戻ります。遠足尾根より道のバリエーションが多く、岩場もあるためやや慎重さが必要です。

下山時の注意点

  • 疲れで足が上がりにくくなる→つまずき注意
  • 岩場は濡れていなくても滑りやすい箇所あり
  • トレッキングポールがあると膝の負担が大幅に減る

👉 竜ヶ岳の危険箇所まとめ|梯子・岩場・稜線リスクと対策


まとめ|竜ヶ岳は「また来たくなる山」

  • 駐車場・トイレが整っていて初心者でもアクセスしやすい
  • 梯子・渓谷・杉林・岩場・笹原と変化に富んだ登山道
  • 稜線に出た瞬間の開放感は鈴鹿セブンでも随一
  • 山頂からの伊勢平野・伊勢湾の眺めが絶景
  • 周回コースで飽きずに歩き切れる充実感

「鈴鹿セブンマウンテンで次に登るとしたら?」と聞かれたら、真っ先に竜ヶ岳を勧めます。


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