前回の竜ヶ岳登山レポートに続いて、
今回は鈴鹿セブンマウンテンのひとつ「鎌ヶ岳」に挑戦しました。
三重県と滋賀県の県境に位置する標高1,161mの鋭い山容をもつ鎌ヶ岳は、その姿から「鈴鹿の槍ヶ岳」とも呼ばれます。
鈴鹿山脈の中でも人気が高く、アクセスの良さとスリルを兼ね備えた名峰です。
🗺 鎌ヶ岳とは?
御在所岳の隣にあり、山頂からは御在所のロープウェイや山頂施設を間近に望めます。
伊勢湾や濃尾平野の大展望も魅力で、短時間ながら本格的な登山気分を味わえます。
初心者でも挑戦できる一方で、急登や痩せ尾根など“油断できない刺激”があるのが特徴です。
⛰ 登山データ(実測)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ルート | 武平峠 → 鎌ヶ岳山頂 → 武平峠 |
| 歩行距離 | 約3.5km |
| 記録時間 | 2時間44分(休憩込み) |
| 標準時間 | 登り約2時間/下り約1時間半 |
| 累積標高差 | +365m / -364m |
| 消費カロリー | 約689kcal |

比較的コンパクトな行程ですが、ロープ場や痩せ尾根があるため、気軽だけど油断は禁物の山です。
🚙 登山口(武平峠)
出発点は武平峠(標高約877m)。
国道477号・武平トンネル手前に駐車場があり、そこから登山スタート。
標高を稼いだ地点からのスタートになるため、登頂までの時間は短め。
往復約3時間ほどで登れるのが人気の理由です。
⚠️ 鎌ヶ岳の危険箇所と注意点
🪜 急登・ザレ場
登り始めから急坂が続き、浮石やザレた斜面もあります。
ロープ場では焦らず、しっかりと握って登ることが大切です。

🌿 痩せ尾根
尾根道は展望が開ける反面、左右が切れ落ちた細いトレイルが続きます。
強風時には特に注意が必要です。

🌧 天候悪化時のリスク
雨や雪の日は滑落の危険が増します。
とくに下山時は足元が滑りやすいため、慎重に進みましょう。
🥾 登山の流れ(実体験)
登山開始
駐車場から登山口へ入るとすぐ急登が始まります。
序盤からロープを使う場面もあり、気が抜けません。
標高差はさほど大きくないものの、一歩一歩に体力を使います。
中盤〜尾根道
30分ほどで視界が開け、御在所岳方面や伊勢湾を望む尾根に出ます。
木の根や岩をつかみながら慎重に進む緊張感と、抜けるような青空のコントラストが印象的でした。
山頂アタック
岩場をよじ登るようにして最後の標高差を詰めると、
標高1,161mの山頂に到着!

眼下には御在所岳の山頂施設が見え、遠くには濃尾平野と伊勢湾。
360度のパノラマに思わず深呼吸してしまいました。
☀️ 山頂の景色と感想
東側には伊勢湾・知多半島・濃尾平野、
西側には鈴鹿山脈の稜線が広がり、御在所岳を間近に望むことができます。
天候が良ければ、遠くの山々まで見渡せる絶景。
山頂で飲む温かいコーヒーは格別でした。
⛓ 下山とまとめ
下山は同じルートを戻ります。
急坂では滑りやすいため、登り以上に集中力が必要。
登山口に戻る頃には程よい疲労感と、登頂の満足感が心地よく残りました。
💡 登山の感想とアドバイス
- 鎌ヶ岳は短時間で本格的な登山体験ができる山
- 初心者でも挑戦可能だが、岩場・尾根・強風には注意
- 春〜秋の天候安定期がベストシーズン
- 装備は登山靴・レインウェア・手袋が必須
登山を通して感じる達成感や自然の魅力は、
僕がブログを始めた理由にもつながっています。
👉 ブログを始めた理由|テニスコート付き別荘を目指すブロガーの夢
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