鈴鹿セブンマウンテンの残り3座のうち、入道ヶ岳の次に狙っているのが釈迦ヶ岳です。
標高1,092m、セブンマウンテンのちょうど中間あたりに位置する山。御在所岳や雨乞岳ほどメジャーではありませんが、調べてみると「大蔭のガレ」と呼ばれる迫力のガレ場や、羽鳥峰の「ハートの地上絵」など、独自の見どころが満載だとわかりました。今回は登る前にルートと注意点をしっかり調べてまとめました。
釈迦ヶ岳ってどんな山?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 標高 | 1,092m(最高点は1,097m) |
| 所在地 | 三重県菰野町・滋賀県東近江市の県境 |
| 登山口 | 朝明渓谷(あさけけいこく)が主な起点 |
| 所要時間 | 4〜5時間(周回コース) |
| 難易度 | 中級 |
山名の由来は「東から見ると釈迦が横に寝ているような山容に見える」ことからとのことです。実際に東側から見てみたいですね。5月頃には山頂付近でシロヤシオが咲くことでも知られています。竜ヶ岳のシロヤシオが有名ですが、釈迦ヶ岳でも同じ時期に楽しめるようです。
登山口は朝明渓谷(あさけけいこく)が起点で、中尾根コース・庵座谷コース・猫谷コースなど複数のルートが伸びています。駐車場は60台ほど駐車可能で料金は1日500円、トイレ・自動販売機もあります。
釈迦ヶ岳の主要ルートを比較する
① 中尾根コース
難易度:★★★☆☆(中級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コースタイム | 登り約2.5時間、下り約2時間 |
| 特徴 | 尾根歩き中心、「大蔭のガレ」を経由 |
| 注意点 | 山ビルなし(庵座谷コースは生息) |
最もポピュラーな王道ルートで、多くの記録で「メインルート」として紹介されています。朝明駐車場から渡渉して中尾根登山口に入り、尾根を登り続けて山頂を目指します。このルートの最大の見どころが「大蔭のガレ(大ガレ)」です。釈迦ヶ岳の名物とも言えるキレット状のやせ尾根で、滑りやすい岩場を下ってV字状に登り返します。「まるで高山みたいだ!」という感想を持つ登山者が多く、鈴鹿の山ではなかなか見られないスケール感とのことです。山ビルが庵座谷コースに生息しているのに対し、中尾根コースでは「ヒルはいなかった」という記録が複数あります。夏場に登る場合は中尾根コースを選ぶのが賢明です。
② 庵座谷コース
難易度:★★★★☆(中〜上級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コースタイム | 登り約2.5時間、下り約2時間 |
| 特徴 | 「庵座の滝」「三段の滝」あり、沢沿い |
| 注意点 | 山ビル生息、後半は急登、渡渉あり |
沢沿いに進み名瀑「庵座の滝」を経由するルートです。鈴鹿でも一級の滝との評判で、山と滝の両方を楽しめます。ただし後半はかなりの急登になり、最後はほぼ垂直に近いロープ場があるとの記録もあります。山ビルが生息している点も要注意。入道ヶ岳の井戸谷コースと同様に、夏〜秋は虫除けスプレーと塩の準備が必須です。
③ 猫岳・羽鳥峰を経由する周回コース(定番!)
難易度:★★★☆☆(中級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コースタイム | 約4〜5時間(全周回) |
| コース | 中尾根(登り)→釈迦ヶ岳→猫岳→羽鳥峰→猫谷(下り) |
| 距離 | 約11.4km |
最も多くの登山者が選んでいる周回ルートです。朝明駐車場→中尾根登山口(10分)→鳴滝コバ(50分)→大蔭のガレ(60分)→釈迦ヶ岳最高点(10分)→釈迦ヶ岳(5分)→猫岳(30分)→羽鳥峰峠(60分)→朝明駐車場(50分)が標準的なコースタイムです。
釈迦ヶ岳を過ぎてから猫岳に向かう稜線歩きが気持ちいいという声が多いです。急な上り下りはなく、展望を楽しみながら歩けるとのことです。そして周回コースのもうひとつの目玉が羽鳥峰(ハト峰)の「ハートの地上絵」! ザレた山頂部に岩を並べて作られたハートマーク。誰が作ったのか定かではないようですが、これを目当てに訪れる登山者も多いとのことです。
アクセス・駐車場
車の場合:新名神高速道路「菰野IC」から約15分。東名阪自動車道「四日市IC」からもアクセス可能です。
駐車場:朝明渓谷有料駐車場を利用します。60台ほど駐車可能で料金は1日500円。管理人がいない場合はトイレ近くの黄色いポストに料金を入れます。トイレ・自販機あります。
下山後の温泉:湯の山温泉エリアにあるアクアイグニスが近くて評判が良いです。泉質の良い源泉掛け流しとのことです。
調べて気になったポイント
釈迦ヶ岳で特に印象に残ったのは「展望が良くない」という評価が多いことです。山頂自体は狭く、木々に囲まれて眺めが効かないとの記録もあります。御在所岳や竜ヶ岳のような360度パノラマは期待しない方が良さそうです。その代わり、大ガレのキレット・猫岳への稜線・羽鳥峰の地上絵という「ルート上の楽しさ」が際立つ山だという印象を受けました。「登ってみたら思った以上に変化があって楽しかった!」という感想も多く見かけました。
また、「最高点(1,097m)」と「山頂(1,092m)」が別々に存在するという独特の地形も面白いです。中尾根コースから登ると最高点を先に通過してから山頂の標識に至る、という順番になります。
登る前のまとめ:私のプランはこれ!
コース:中尾根(登り)→ 釈迦ヶ岳 → 猫岳 → 羽鳥峰 → 猫谷(下り)の周回
- 大ガレは絶対に経験したいので中尾根を登りに使う
- 山ビル対策として庵座谷コースは今回はパス
- 猫岳・羽鳥峰の稜線歩きとハートの地上絵も楽しむ!
- コースタイムは余裕を見て5〜6時間で計画
釈迦ヶ岳は「ガレ場あり・稜線あり・地上絵あり」と、ひとつのルートで複数の顔を楽しめる山だとわかりました。セブンマウンテンの中でも個性が際立っていて、登るのが楽しみです。
実際に登ったら、また記事にします!
※本記事は各種登山記録・登山情報サイトをもとに作成した事前調査記事です。最新のコース状況は現地情報や公式情報でご確認ください。


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