2026年は、天文ファンにとって見逃せないイベントが次々とやってきます。
特に流星群と月の接近、そして惑星の見頃が揃う“当たり年” といえる一年です。
天体観測が初めての方でも楽しめるように、
シンプルで見やすい天体カレンダー形式 で紹介します。
星空撮影をしてみたい人は、こちらの記事も参考になります。
👉 🌠 ふたご座流星群2025年観測ガイド|見頃・ピーク時間・方角を解説 を選択
🌠 1月|しぶんぎ座流星群(1月3〜4日)|三大流星群のひとつ!
三大流星群のひとつで、例年安定して見やすい流星群です。
2026年も条件が良く、月明かりの少ない観測チャンスに恵まれます。
観測ポイント!
- ピーク:1月3日深夜〜4日未明
- 方角:全方位(真上を中心に広く観察)
- 期待流星数:1時間に40個前後
冬の冷え込みが厳しいため、装備はしっかり準備したいところです。
🌙 2月|木星と月が大接近(2月6日)|肉眼でわかる距離感!
明るく輝く木星と月が並ぶように見える天文ショーです。
双眼鏡があれば木星のガリレオ衛星も観察できます。
観測ポイント!
- 2月6日の夕方〜夜
- 西の空をチェック
写真初心者でも撮りやすい現象です。
⭐ 4月|金星が明けの明星として最も明るく(4月中旬)
金星が最大光度を迎える時期で、夜明け前の空にひときわ明るく輝きます。
天体観測初心者でも驚くほど見つけやすい惑星です。
観測ポイント!
- 夜明け前の東の空
- 星空よりも早起きが大切
🌕 5月|フラワームーン(満月・5月24日)
5月の満月は「フラワームーン」と呼ばれ、春の訪れを感じられる明るい満月です。
撮影をするなら、低い位置の月を狙うと美しい構図になります。
🌌 7月|土星が見頃(7〜8月)|環が美しい季節!
今年の土星は7〜8月に観察しやすく、望遠鏡があれば環が明瞭に見えます。
観測ポイント!
- 東〜南東の空
- 夜の比較的早い時間から観察可能
🌌 8月|ペルセウス座流星群(8月12〜13日)|夏の風物詩!
夏の人気イベントといえばペルセウス座流星群です。
2026年は月明かりの影響が少なく、条件が良い当たり年です。
観測ポイント!
- ピーク:8月12日深夜〜13日未明
- 観測場所:街灯の少ない郊外や山頂
- 期待流星数:1時間に40個以上
夏の夜でも油断しない防寒が大切です。
🌘 10月|部分月食(10月18日)|全国で観測可能!
2026年10月には日本全国で部分月食が見られます。
月が地球の影に少しだけ入り込む、初心者でも観察しやすい天体現象です。
観測ポイント!
- 食の最大は夜の前半
- 双眼鏡があれば見え方が大きく変わる
🌠 12月|ふたご座流星群(12月13〜14日)|年間最大級の流星群!
毎年最も多くの流れ星が期待できるふたご座流星群。
2026年も好条件で、1時間に50個以上の流星が見られる可能性があります。
観測ポイント!
- 深夜1〜3時がピーク
- ふたご座の方向を意識しつつ、広く空を眺める
- とにかく寒いので防寒が必須
観測の詳しいコツはこちらも参考にどうぞ。
👉 🌠 ふたご座流星群2025年観測ガイド|見頃・ピーク時間・方角を解説 を選択
🧭 まとめ|2026年は天体イベントの豊作年!
2026年は流星群・惑星・月食と、
一年を通して楽しめる天文イベントがとても多い年です。
天体観測は特別な道具がなくても始められます。
まずは気軽に夜空を見上げてみてください。
星空を楽しむ時間は、日々の忙しさを忘れさせてくれる最高の癒やしです。



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