夜空を見上げたとき、思わず「この美しい景色を写真に残したい」と思ったことはありませんか?
星空と聞くと「一眼レフやミラーレスがないと難しい」と感じる方も多いですが、
実は最近のスマートフォンでも驚くほど綺麗に星を撮影できるんです。
この記事では、初心者向けに「スマホで星空を撮る方法」をわかりやすく解説します。
必要な道具、設定のポイント、そして撮影時のコツをまとめました。
一度成功すると「また撮りたい!」と思えるほど星空撮影は奥深く、
そして何より感動的です。
📸 星空撮影の前に準備するもの
星空を撮るときに最も大切なのは「手ブレを防ぐこと」。
スマホはセンサーが小さいため、わずかなブレでも星がにじんでしまいます。
以下の道具をそろえると、撮影の成功率が一気に上がります。
🌠 必須アイテム
- 三脚(必須!):手ブレを防ぐ基本アイテム。1000円台の軽量タイプでもOK
- スマホホルダー:三脚にスマホをしっかり固定するための必需品
- リモートシャッター or セルフタイマー:撮影ボタンを押すときの振動を防止
- モバイルバッテリー:夜間撮影はバッテリー消費が早いので必携
- 撮影アプリ:マニュアル設定が可能なアプリを使うと星をはっきり写せる
💡 ポイント:
三脚は地面にしっかり固定し、風で倒れないように安定させましょう。
足場の悪い場所では、石や重りを使って補強するのがおすすめです。
⚙ スマホの基本設定
スマホ撮影で重要なのは、露光時間(シャッター速度)とISO感度の調整。
この2つを理解するだけで、星空の写り方が劇的に変わります。
🍎 iPhoneの場合
- おすすめアプリ:NightCap Camera(有料/高性能)、ProCamera
- ナイトモード:標準カメラでもOK(露光最大30秒)
- ISO感度:800〜2000が目安
- シャッター速度:10〜20秒
- ピント:「∞」に近い位置で固定
- ホワイトバランス:オートでも良いが、アプリで微調整可
📱 コツ:
NightCapの「Star Trails」モードでは、星の軌跡(ぐるぐる回る写真)も撮影可能です。
🤖 Androidの場合
- アプリ/機能:「Proモード」搭載機種が多い
- ISO感度:800〜3200
- シャッター速度:10〜30秒
- ピント:マニュアルで無限遠(∞)に設定
- ホワイトバランス:オートで十分(星の色を強調したい場合は調整)
📱 コツ:
GalaxyやXperiaは「星空モード」「ナイトモード」などが標準搭載されており、
暗所撮影が得意です。まずは自分の機種の機能を確認してみましょう。
🌌 撮影のコツ
星空撮影は“場所選び”がすべてです。
街灯やネオンがある場所では、空が白っぽくなってしまいます。
🌠 ベストな撮影条件
- 光害の少ない場所(山・郊外・海辺など)
- 新月前後の夜(月明かりが弱い)
- 天気が良く、湿度が低い日
- 暗順応を5〜10分(目を暗闇に慣らす)
💡 Tip:
冬は空気が澄んで星がくっきり見えますが、寒さ対策も必須。
手袋をしたまま操作できるよう、リモートシャッターが便利です。
📷 応用テクニック
撮影に慣れてきたら、少しだけチャレンジを。
🌟 星の軌跡を撮る
- iPhone:NightCapの「Star Trails」モード
- Android:長時間露光対応アプリで複数枚を合成
🌌 天の川を撮る
- 夏の南の空を広角で狙う
- ISO2000〜3200、シャッター速度20秒前後
💫 流星群を撮る
- 広角構図で空を広く入れる
- 連写設定で流れ星をキャッチ
📱 とるくメモ:
流星群は「ふたご座流星群」「ペルセウス座流星群」などが有名。
ピーク時は1時間に100個以上流れることもあります。
→ 関連記事:ふたご座流星群2025年観測ガイド
🧣 撮影時の注意点
夜間は寒さと結露との戦いでもあります。
- バッテリー消耗:冷気で電池が減りやすい → モバイルバッテリー必須
- レンズの曇り:クロスで定期的に拭く
- 寒さ対策:貼るカイロや防寒手袋を準備
💡スマホの熱暴走を防ぐため、連続撮影は10分おきに休ませましょう。
🌠 まとめ
スマホでも、三脚とアプリを活用すれば十分に星空を撮影できます。
iPhoneはNightCap、AndroidはProモードを使い、
ISO・シャッター速度・ピントを丁寧に調整することがポイント。
最初の一枚が撮れた瞬間、きっと空を見上げる時間が変わります。
星空を撮ることは、ただの写真ではなく、
**「自分だけの夜空を切り取る体験」**です。
新月の夜、街灯の少ない場所で、
スマホを三脚にセットして空を見上げてみましょう。
その瞬間、あなたのスマホが“天体観測のカメラ”に変わります🌌


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