ソフトテニスを始めたいけれど「何を準備したらいいの?」と迷う人は多いはずです。
私自身、ソフトテニス歴20年になりますが、初めてラケットを握ったときは必要な物が分からず苦労しました。
今回は、これからソフトテニスを始める人に向けて、最低限必要な道具と、あると便利なアイテムをまとめました。
必要な道具
ラケット
ソフトテニスを始める際にまず必要なのがラケットです。最初の1本は高価なものでなくても大丈夫。
初心者は 安価なエントリーモデル を選び、慣れてきたら自分のプレースタイルに合わせて本格的なラケットを選ぶのがおすすめです。
ソフトテニスには「前衛」「後衛」というポジションがあります。自分がどちらのスタイルか決まってから、ラケットやガットをこだわると無駄がありません。
- 前衛
ネット際でボレーやスマッシュを狙うポジション。ラケットは操作性が高く軽いモデルが向いています。 - 後衛
コート後方でラリーやロブ、アタックを中心にプレーするポジション。ラケットは反発力やコントロール重視でやや重めのモデルが選ばれます。
テニスシューズ
シューズ選びはとても大切です。普段の運動靴でも練習はできますが、やはり テニス専用シューズ を用意した方が怪我の防止になります。
テニスコートには「オムニ」「クレー」「ハード」がありますが、ソフトテニスなら オムニ・クレー用 を選んでおけば安心です。
自分の足に合ったものを選ぶことが一番重要です。
運動着
練習であれば動きやすい服装なら何でもOKです。
ただし、大会に出る場合はユニフォームの規定があるので、そのルールに沿ったものを準備しましょう。
便利なアイテム
グリップテープ
ラケットの持ちやすさを調整するアイテム。巻き直すだけで握り心地が変わり、滑り止めの役割も果たします。
自分の手に合った太さにするために何重かに巻く人も多いです。消耗品なので、常に予備を持っておくと安心です。
ガット
ガットは「糸の種類」よりも「テンション(張る強さ)」をどうするかが最初のポイントです。
一般的には25〜35ポンドの範囲で張ります。
- 前衛 → 低めのテンションで球持ちをよくして操作性を上げる
- 後衛 → 高めのテンションで球離れを良くしてコントロール重視
- 筋力が強い人 → 高めのテンションでも扱いやすい
テンションが高いとボールが飛びにくくなる一方でコントロールが効き、低いと飛びやすくなる一方で球持ちが長くなります。自分に合ったバランスを見つけましょう。
まとめ
ソフトテニスを始めるときに必要なものは、ラケット・テニスシューズ・運動着の3つです。
さらに、グリップテープやガットを工夫することでプレーの快適さが変わります。
初めは安価な道具で十分。続けていく中で、自分のスタイルに合った道具を少しずつ揃えると、ソフトテニスがもっと楽しくなります。
長く続ければラケットを複数本持つことも増え、友達に貸して一緒に楽しむこともできます。
ソフトテニスは気軽に始められるスポーツなので、興味がある人はぜひ道具を揃えて挑戦してみてください!
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